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成人用肺炎球菌ワクチンについて

2014.10.09

肺炎は、最近やウイルスなどが肺に入り込んで起こる肺の炎症で、日本人の死因第3位となっています。
しかも亡くなる方の95%以上は、65歳以上です。
日常でかかる肺炎の原因菌で最も多いのは、肺炎球菌です。
このワクチンは、肺炎球菌よる肺炎などの感染症を予防し、また重症化を防ぎます。

平成26年10月から定期接種となりました。今年度の接種対象者は以下の2つに該当する方です。
●平成26年4月2日から平成27年4月1日までに以下の年齢になった、又はなる予定の方)
 65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳以上
●今までこのワクチンを接種したことがない方

上記の条件に該当する大阪市民に対しては接種費用の助成が行われ、4400円で接種できます。
定期接種の対象となる期間は、平成26年10月1日~平成27年3月31日まで。

定期接種対象者以外で接種を希望される場合は任意接種となり、当院での接種費用は6500円です。
65歳以上であれば年齢に関係なく、接種する時期も問いません。

注意
平成27年3月31日までに接種できなかった場合、定期接種の対象ではなくなります。ただし、任意接種はできます。
現在65歳以上の方が定期接種の対象となる機会は、平成30年までの間に1人1回です。たとえば今年65歳の方が70歳、70歳の方が75歳になったときは定期接種の対象にはなりません。
 だたし任意接種はできます。

ご不明の点、ご質問のある方は、医師、当院スタッフまでお声かけください。

投稿者:岡田耳鼻咽喉科